後半です。
ここまで馬体が完成したら、後は筋肉の微調整です。
全体のバランスを見ながら栗毛の羊毛で盛って行きます。
続いて、尾とタテガミの作成。
長毛用の羊毛を紡いで毛糸を作って行きます。
私はドロップスピンドルで手作業。
大体3〜4mくらいは作ります。
実際の馬には個体差があり、それがまたカワイイ部分でもあるのですが、作品としては尾もたてがみもボリュームがあったほうが見栄えがするので多めに作ります。
尾には一応軸がありまして、そこから長毛が生えています。ってことで、羊毛でも軸を作ってそこに長毛を植えて行きます。
今回も「尾花栗毛」なので、金髪です。
たてがみの流れにも個体差があり、左右どちらかだったり、途中で左右に分かれていたりといますが、今回は左に流す予定。
色と太さによってはちょっとモンブランを思い出しつつな作業(笑)
左に流す場合、先ずは右向きに植え付けます。
右向きに植え付けた羊毛を反対(左)側に流すようにすると
付け根の辺りが本物っぽくなります→最後の写真参照尾とたてがみが付いたら、仕上げになります。
全体のバランスを見ながら四肢を調整して完成です。
たてがみの付け根は、このような感じに仕上がります。
どんな動物を作るときもそうですが、まずは元の動物をよく観察して、その後にデフォルメするとより「らしく」できると思います。
私は馬が好きで、乗っていたこともあるので馬体の構造などはそれなりに理解しているので、馬が得意なのです。
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