本日は簡単にフェルトの馬の制作行程を紹介していきますネ。
今までは、直立不動ないわゆる「停止状態」の馬でしたが、今回は「動きのある馬」を作ろうと思いまして、足の形がそれぞれ微妙に異なっています。
←先日アップした脚4本。
現在は完成間近です。
白地で脚を作ったのは、
「四白流星」という馬を作る予定でしたので。
なので、「ひづめ」も黒ではなく、象牙色で作っています。
ここで言う「四白」は4本の足の先が白い事をさしています。
そして「流星」は顔の流れる白い模様の事をさしています。まず足先を作ったあとに、足の付け根の方に向かって芯材である「ニードル用わたわた」で形成していきまして・・・
その上に本来の毛色の色(栗毛)の羊毛を植毛していきます。
ちなみにこの「栗毛」は自分で染めました。
「わたわた」で形成しつつ、ザックリ作っておいた「胴体」にそれぞれの脚を接続していきます。
接続してから脚に色羊毛を刺すのは面倒な作業になるので、なるべく接続まえにキッチリと色羊毛は刺しておきます。
ここまで作ったら、首を形成していきます。
ただし、接続し易くするために首と頭の接続部分はギチギチに刺さずルーズな中とハンパな状態にしておきます。
頭には芯材(わたわた)をほとんど使わずに、色羊毛で作って行きます。ニードルが突き抜けた時に芯材が飛び出てしまうので、部位が小さいものには芯材は小さく入れるか使わないかのどっちかにしています。
頭にはまだ耳を付けない状態で、首と接続します。
ここまで来たら全身に色羊毛を刺して行きます。
だいぶ完成形に近くなってきましたネ!
次に目をつけます。
付けただけだと、いかにも「つけました!」って状態なので・・・
目の縁にかすかに「黒」でアイメイクを施します。
実際の馬も大抵の場合(白毛や佐目毛の馬以外)目の周りは黒いのです。
後は頭部の形を調整していきます。
色羊毛を刺しつつ、全体の形を整えて行きます。
ここまできたら、完成間近です!
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